2022.10.02 Sun.

ヘッドパーツの規格について

最近のフレームにはあまり関係のない話題ですが、備忘録として。

1インチサイズのヘッドパーツにはイタリアン規格とJIS規格の2種類が存在します。両者の違いは、ヘッドチューブ圧入部分の寸法と、フロントフォークコラムの下玉押し圧入部分の寸法がそれぞれ異なります。

イタリアンはヘッドチューブ内径が30.2mm、下玉押しの内径が26.4mmです。

JIS規格ではヘッドチューブ内径が30.0mm、下玉押し内径が27.0mmです。

これ、いつもどっちがどっちだったっけとわからなくなってしまいます。またややこしいのがフレームのメーカーとかでイタリアンなのかJISなのか確定できないので取り外してノギスで測らないといけない。海外メーカーの物は高確率でイタリアン、国内メーカーの物の多くがJISではあるのだが、ちょいちょい例外にも出くわします。それに寸法差がごく僅かなので判別が意外と難しい。そのくせ間違った規格の組み合わせだと正常に組付けできません。

さらには1インチサイズでもスレッドタイプとアヘッドタイプがあったり、ヘッドパーツの規格はほかにも無数に存在するのですが、深い話になりそうなのでここでは触れないでおきます。とリあえずここに書き残しておけば次からは調べずに済みそうだ。

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