2022.06.15 Wed.

ロードバイクのオーバーホール

ロードバイクのオーバーホールはどのくらいの頻度でやるべきなのか、費用はどれくらいかかるのか、どこに持っていけばよいのか、など、いろいろと疑問をお持ちの方は多いと思います。

オーバーホールの頻度は?

乗る頻度や使用状況、保管環境などによって大きく変わってきますので一概には言えません。
オーバーホールにおいて中心となる作業は「消耗品類の交換」となります。ここでいう消耗品は、タイヤ・チュープ、ケーブル類、チェーン、バーテープ、ブレーキパッドなどとなります。走行距離に応じて消耗するものもあれば、期間で消耗するものもあります。多くの場合は見た目でも消耗度合いが確認できますので、消耗品類をある程度まとめて交換するタイミングがオーバーホールをするベストなタイミングとなります。

毎日乗る方、雨の日も乗る方、ローラートレーニングにも使う、という場合は消耗が早いので少なくとも年に1回はオーバーホールしたほうがいいです。
週末しか乗らない方、ご自身で手入れをしている方は、2,3年に1度くらいでよいかもしれません。

ご自身の自転車の状態をよく見極めてご判断ください。

オーバーホールの費用・納期は?

オーバーホールにかかる費用は簡単に言うと、工賃+部品代となります。

なので当然作業量や交換する部品によって総額は大きく変わってきます。
そして価格の決め方は主に3パターンあります。

①予算を決めて、その範囲内で優先順に作業を行う方法
古いバイクをメンテナンスをして乗れるようにするか新しく車体ごと買い替えるか迷う場合はこの方法が良いかもしれません。これだと金額の心理的ハールは下がりますね。

②交換したい部品や改善したい部分を自転車の状態から判断して決める
このパターンが一番多いです。実車の状態や使用状況を伺いながらお客様と相談して大まかなお見積りをします。

③おまかせ
ご信頼をいただいているお客様には、おまかせで受注することもあります。その場合は費用対効果を考えて自転車をベストなコンディションに仕上げますが、交換する必要場ない部品まで無駄に交換するようなことはありません。

これまでの実績で費用総額の平均値は3万円前後くらいです。
納期はおおむね1週間程度でお渡しができております。

どこに持っていけばよい?

当然ですが、その自転車を買ったお店で面倒を見てもらうのが一番良いと思います。
正規販売店であればメーカー純正パーツの手配も容易にできますので、複雑な修理にも対応しやすいでしょう。

次に候補となるのがご自宅に近いお店です。受け渡しやその後のフォローなどでお店に足を運ぶ頻度も少なくありませんので、近いほうが便利です。
ただし、お持ちの自転車のメーカーを取り扱っていない販売店だと作業の受け付けをお断りするケースもあるようですので事前にご確認が必要です。

当店は車体を販売していない自転車修理専門店ですので、作業の受け付けは100%外部からの持ち込みとなります。それでも、「持ち込みですけど大丈夫ですか?」と聞かれることも多いです。もちろん大歓迎しております。メーカーは不問です(キャニオンも喜んで!)。

また、最近ではセルフメンテナンスで全部自分でやっちゃうよ!という人も多いとおもいます。Youtubeなど見ればある程度の知識も得られますので、好きな方は挑戦してみてもいいかもしれません。自信がない人は無理にやらないほうがいいですが。

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